東京レポ5
さてさて。
食べ物ばかりでお送りしてきました、東京レポ。
今回のイチバンの目的は、美術展2つ。
今日はひとつめをいきます。
文字ばっかりなんで、興味のない方は・・・軽~くスルーで!笑


上野は国立西洋美術館にて開催されている、
「コロー 光と追憶の変奏曲」

大好きな、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
印象派を先駆け、以降多くの画家たちに影響を与えた。

これまで幾度か足を運んだ美術館や美術展の中でも、
比較的お目にかかる機会は多かった、コローの絵画たち。
その度にコローの素晴らしさを再確認し、
できればもっとたくさんのコローに出会いたいと願っていた。

その願いが、この展示会の開催で見事にかなったのだ。
日本では、過去最大規模のコロー展。
右も左もコローの絵。(あふれかえる人々を除きたいよね。笑)
な、なんというゼイタクな空間に、自分は身を置いているのだろう。
思わず展示室の中央で一人、くるくる回ってしまった。嘘。

やはりコローは風景画がいい。
特に、縦に細く長く延びる、木々の描写がいい。
雑草の描写がいい。
黒と白と深緑でまとめられた森の入口らしき風景が好きだ。
そこに、ほんの少しの、赤が入る。
たまらない。

いつものことながら、自分が撮る写真に投影して非常におそれ多いのだけども、
コローのあの、もやがかったような風景の淡い描写には、どこか通ずるものを感じる。

とはいえ、今回のイチバンの目玉は《真珠の女》だ。

d0099455_18531026.jpg

↑のカタログの表紙がそれだ。
コローのモナリザ、なんて言われている。
この絵の前、尋常じゃない人だかりだったよ。笑

もちろん光の具合でそう見えたのだろうけど、
彼女の髪は艶々とピカピカと光っていた。
コローが狙ったのかは、わからない。


同じ部屋で、ひと際人だかりのない絵を見つけた。
その仰々しい色づかいは一目でわかる。
マティスだった。

先に書いたが、コローは後の画家たちに大きな影響を与えている。
モネにルノワール。
ピカソもブラックもモンドリアンも。
ドランにセザンヌ、シスレーも。
あ、ゴーギャンもピサロもだね。
(これらはちゃんと習作が並べて展示してあった)

マティスもコローを習作していた。
なるほど。
彼の描く、ごろんと足を開いて寝っ転がる、お行儀悪いオダリスクたちは、
コローがお手本だったのね。笑

で、余談。
後でカタログをパラパラとめくっていたら・・・
同じく仰々しい色づかいの見覚えある絵。
なにぃ!?もうひとつマティスがあるじゃん!

・・・見逃した?気づかなかった!?
愛するマティスのはずなのに・・・
しかも特に愛するニース時代のマティスなのに!!
どんなに思い出そうとしても、その絵だけは記憶にない。
しばらく途方に暮れていた。

ら、あっさり目録に「この絵は9月からの神戸にしか来ないよーだ」と書いてある。
ホッとしたような、残念なような。

というわけで話がだいぶそれましたが。
人だかりの東京の美術展にもだいぶ慣れてきたところで、さめさん。

・・・そういえば、11月に学会で大阪へ行く予定が。ニヤリ

どうする??
ニースのマティス観るために、
神戸のコロー展、も一回行っちゃう???笑

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で、映画です。
『ブレイブ』
怖いのかと思って、ビクビクしながら画面小さくして観ちゃいましたがよ。
なんだよ、次はめいっぱい大きい画面で堪能します。
全然感想でもなんでもないし。爆

『やさしい嘘』
おばあちゃん、最高です。
あの遊園地で煙草を買うシーンは、最高です。


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by samepooo | 2008-08-21 18:41 | レポ
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